慶應義塾大学 シラバス・時間割

研究会A

担当者名堺 正太朗
単位4
年度・学期2025 秋
曜日時限月3,4
キャンパス湘南藤沢
授業実施形態対面授業(主として対面授業)
登録番号48879
設置学部・研究科総合政策・環境情報学部
学年1, 2, 3, 4
分野研究プロジェクト科目研究会
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前提科目・推奨C2132 地球システムA/EARTH SYSTEM A
C2133 地球システムB/EARTH SYSTEM B
C2011 環境センシング論/THEORY OF ENVIRONMENT SENSING TECHNOLOGY
B3210 統計解析/STATISTICAL ANALYSIS
B3220 地球惑星科学にみる数学/MATHEMATICS IN EARTH AND PLANETARY SCIENCES
B6002 物理・化学基礎/FUNDAMENTALS OF PHYSICS AND CHEMISTRY
関連科目C2009 地球環境概論/OUTLINE OF EARTH ENVIRONMENT
B6044 地球環境技術論/THEORY OF GLOBAL ENVIRONMENT TECHNOLOGY
64460 環境測定演習/PRACTICE IN ENVIRONMENTAL MONITORING
X1129 宇宙安全保障/SPACE SECURITY
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開講場所SFC
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履修者制限の有無
選抜エントリーが必要な科目は、SOL-Aでエントリーしてください。
※CNSアカウントを所持している、総合政策学部、環境情報学部、政策・メディア研究科、看護医療学部、及び、健康マネジメント研究科以外の学生はシステムでエントリーできません。
K-Supportニュースに掲載の案内を確認してください。
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履修者制限詳細ログインすると表示されます(要慶應ID)。
受け入れ予定人数ログインすると表示されます(要慶應ID)。
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科目概要研究会の履修を通じて「卒業プロジェクト」に向けて、教員と学生が共に考えながら、多様な課題に取り組んでいく。SFC では「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することを目指している。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われている。それらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成する。
K-Number FPE-CO-05003-311-87
科目設置学部・研究科FPE総合政策・環境情報学部
学科・専攻CO
科目主番号レベル0学部共通
大分類5研究プロジェクト科目
小分類00研究会
科目種別3選択科目
科目補足授業区分3演習
授業実施形態1対面授業(主として対面授業)
授業言語1日本語
学問分野87総合・複合領域(自然科学系)

講義概要

惑星圏科学研究会では、惑星科学の知識を最大限活用することで、惑星進化を明らかにするための研究課題や、惑星の「いま」を理解するための課題に取り組みます。また、宇宙・惑星科学を基盤に新たな学問分野を開拓します。具体的な研究テーマは個別に相談しながら決めていきます。研究は主に数値シミュレーションや探査機等のデータ解析を行うことで進めていきます。

授業科目の内容・目的・方法・到達目標

本研究会では、「惑星圏」で生じるさまざまな現象について、物理的・化学的視点からその原因を明らかにし、問題解決能力を養うことを目標とします。特に、惑星プラズマや惑星大気環境を通じて惑星の進化を理解するための基礎研究や、惑星探査機のデータ解析から惑星で生じている「素過程」を解明する研究課題に取り組みます。さらに、文理融合型の研究にも関心を持ち、文系的アプローチによる新たな研究分野の開拓にも取り組んでいく予定です。

各回の研究会では、教材を用いた輪講や、数値シミュレーションまたはデータ解析の実習、そして個々の研究に取り組みます。研究においては、物理学や数学の素養があることが望ましいですが、文系的アプローチに関心がある場合はその限りではありません。その場合は、どのような研究に取り組みたいかについてある程度のビジョンを持っていることが必須です。また、英語論文を読むための語学力やプログラミングの経験があれば、なお望ましいです。

以下のテーマを軸に、教員と相談しながら具体的な研究テーマを決定し、個人もしくはグループで研究を行います。主体的に取り組める研究であれば、必ずしも以下のテーマに限る必要はありません。惑星圏科学の研究は、日本国内のみならず、世界中の大学や研究機関と共同で実施されているものが多数あります。皆さんには、研究手法の習得や議論を深めるために、国内外の大学や研究機関に赴いて学んでもらうこともあります。また、本研究会はアウトリーチ活動にも力を入れています。研究内容に関連する現象を一般向けに紹介する出前実験や講演会なども、今後企画していく予定です。

主な研究対象
・火星、金星、系外惑星、木星 (衛星含む)、土星 (衛星含む)、(過去)地球、(水星)、など

研究手法
・数値シミュレーション
磁気流体力学 (MHD) シミュレーション、テスト粒子シミュレーション、電子輸送シミュレーション、光化学シミュレーション、(ハイブリッドシミュレーション、Particle in Cell (PIC) シミュレーション)
・探査機データ解析
火星探査機MAVEN、火星探査機HOPE/EMM、土星探査機Cassini、(火星探査機Mars Express、TGO、木星探査機Juno、水星探査機BepiColombo)
※ 括弧付きは研究開始までに準備が必要なもの。

主な研究テーマ
・大気流出研究 [大気進化研究]
・火星電離圏研究 (オーロラ研究含む) [大気進化研究、物理素過程研究]
・金星電離圏研究 [大気進化研究、物理素過程研究]
・木星・土星衛星水調査 + 周辺環境研究 [惑星進化研究、生命探査]
など。主体的にできるものであれば上記以外も可。

研究会テーマ

惑星圏科学研究会

研究会・来期の研究プロジェクトテーマ予定

・大気流出研究 [大気進化研究]
・火星電離圏研究 (オーロラ研究含む) [大気進化研究、物理素過程研究]
・金星電離圏研究 [大気進化研究、物理素過程研究]
・木星・土星衛星水調査 + 周辺環境研究 [惑星進化研究、生命探査]
・地球オーロラ [物理素過程研究]
・その他

能動的学修形式説明

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準備学修(予習・復習等)

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授業の計画

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成績評価方法

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テキスト(教科書)

研究会でお伝えします。

参考書

「太陽地球系物理学 変動するジオスペース」國分征, 名古屋大学出版会, 2010, ISBN: 978-4-8158-0656-9
「新装版 地球惑星科学 12 比較惑星学」松井孝典 他, 岩波書店, 2011, ISBN: 978-4-00-006988-5
"Planetary Sciences" de Pater, I., & Lissauer, J. J., Cambridge University Press, 2001, ISBN: 978-0-521-48219-6
"Physics of Solar System Plasmas" Cravens, T. E., Cambridge University Press, 1997, ISBN: 0-521-61194-6
"Basic Space Plasma Physics" Baumjohann, W., & Treumann, R. A., Imperial College Press, 1997, ISBN: 1-86094-079-X

担当教員から履修者へのコメント

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