慶應義塾大学 シラバス・時間割

研究会A

担当者名清水 亮
単位4
年度・学期2025 秋
曜日時限木4,5
キャンパス湘南藤沢
授業実施形態対面授業(主として対面授業)
登録番号43107
設置学部・研究科総合政策・環境情報学部
学年1, 2, 3, 4
分野研究プロジェクト科目研究会
評語タイプログインすると表示されます(要慶應ID)。
前提科目・推奨フィールドワーク法
アカデミック・ライティング
質的調査法
知性と人生
モノと情報
関連科目Network Culture
スチューデントビルドキャンパス(SBC)実践(出版)
開講場所SFC;その他
履修条件ログインすると表示されます(要慶應ID)。
履修者制限の有無
選抜エントリーが必要な科目は、SOL-Aでエントリーしてください。
※CNSアカウントを所持している、総合政策学部、環境情報学部、政策・メディア研究科、看護医療学部、及び、健康マネジメント研究科以外の学生はシステムでエントリーできません。
K-Supportニュースに掲載の案内を確認してください。
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選抜方法ログインすると表示されます(要慶應ID)。
履修者制限詳細ログインすると表示されます(要慶應ID)。
受け入れ予定人数ログインすると表示されます(要慶應ID)。
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科目概要研究会の履修を通じて「卒業プロジェクト」に向けて、教員と学生が共に考えながら、多様な課題に取り組んでいく。SFC では「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することを目指している。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われている。それらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成する。
K-Number FPE-CO-05003-211-08
科目設置学部・研究科FPE総合政策・環境情報学部
学科・専攻CO
科目主番号レベル0学部共通
大分類5研究プロジェクト科目
小分類00研究会
科目種別3選択科目
科目補足授業区分2講義
授業実施形態1対面授業(主として対面授業)
授業言語1日本語
学問分野08社会学およびその関連分野

講義概要

秋学期は、春学期に文献講読を通して身に着けた学術研究ならびに社会調査の基礎基本を踏まえた個人研究発表に力点をおく。卒プロを控えた4年生はもちろん、3年生も個人研究計画を立てる。また、春学期の研究会で実施した辻堂フィールドワークおよび卒業プロジェクトについて、オープンキャンパスORFでの展示という形式での発表を行い実践的に学ぶ。

授業科目の内容・目的・方法・到達目標

本研究会が目指すのは、フィールドに出ている/出る予定の学生に対して、その体験を記録し、研究計画に落とし込み、最終的に論文等のかたちにまとめるなど「書くこと」へとつなげていくことである。そのためには文献を「読むこと」が重要になる。フィールドワークのアウトプットは、エスノグラフィーに限らず、生活史・歴史研究や、自己の経験の探究も含めて多様な質的研究の選択肢があることも示していく。

本研究会が育てたい学生は、たとえば次のような人物である。
解決策や答えに飛びつくことなく、現実の丁寧な把握から問いを探し出す行動をおこせる人
記録し伝えることに執着を持てる人。
自己の価値観のみならず、フィールドの人々の目線から世界がどうみえているかを知ろうとする人
日常的なもののなかに知的好奇心を持ってワクワクできる人
フットワーク軽く様々な現場に通うことができる人

研究会テーマ

街へ出たなら書を読もう——フィールドワーク経験から「書く」ためのトレーニング

研究会・来期の研究プロジェクトテーマ予定

未定

能動的学修形式説明

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準備学修(予習・復習等)

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授業の計画

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成績評価方法

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テキスト(教科書)

none

参考書

清水亮『「軍都」を生きる――霞ヶ浦の生活史1919-1968』岩波書店、2023年
清水亮・白岩伸也・角田燎編『戦争のかけらを集めて——遠ざかる兵士たちと私たちの歴史実践』図書出版みぎわ、2024年
菅豊・北條勝貴編『パブリック・ヒストリー入門——開かれた歴史学への挑戦』勉誠出版 2019年
諏訪正樹・藤井晴行『知のデザイン——自分ごととして考えよう』近代科学社、2015年
佐藤郁哉『フィールドワーク—―書を持って街へ出よう』新曜社、2006年増訂版
岸政彦・石岡丈昇・丸山里美編『質的社会調査の方法——他者の合理性の理解社会学』有斐閣、2016年
菅原和孝『フィールドワークへの挑戦——〈実践〉人類学入門』世界思想社、2006年
桑原武夫・清水唯一朗編『総合政策学の方法論的展開』慶應義塾大学出版会、2023年
ジョン・ヴァン=マーネン『フィールドワークの物語——エスノグラフィーの文章作法』現代書館、1999年
山口富子『インタビュー調査法入門——質的調査実習の工夫と実践』ミネルヴァ書房、2023年
谷富夫・山本努編『よくわかる質的社会調査 プロセス編』ミネルヴァ書房、2010年
小熊英二『基礎からわかる論文の書き方』講談社現代新書、2022年
上野千鶴子『情報生産者になる』ちくま新書、二〇一八年。
松木洋人 ・中西泰子・本多真隆 編『基礎からわかる社会学研究法——具体例で学ぶ研究の進めかた』ミネルヴァ書房、二〇二三年

担当教員から履修者へのコメント

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