慶應義塾大学 シラバス・時間割

研究会B(1)

担当者名伴野 崇生
単位2
年度・学期2025 秋
曜日時限火5
キャンパス湘南藤沢
授業実施形態対面授業(主として対面授業)
登録番号41491
設置学部・研究科総合政策・環境情報学部
学年1, 2, 3, 4
分野研究プロジェクト科目研究会
評語タイプログインすると表示されます(要慶應ID)。
関連科目B6025 多文化コミュニケーション/MULTICULTURAL COMMUNICATION
B6039 第二言語としての日本語教育/JAPANESE LANGUAGE EDUCATION
C1144 言語動態論/DYNAMICS OF LANGUAGES
B6037 多言語社会コミュニケーション/COMMUNICATION IN A MULTILINGUAL SOCIETY
開講場所SFC
履修条件ログインすると表示されます(要慶應ID)。
履修者制限の有無
選抜エントリーが必要な科目は、SOL-Aでエントリーしてください。
※CNSアカウントを所持している、総合政策学部、環境情報学部、政策・メディア研究科、看護医療学部、及び、健康マネジメント研究科以外の学生はシステムでエントリーできません。
K-Supportニュースに掲載の案内を確認してください。
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選抜方法ログインすると表示されます(要慶應ID)。
履修者制限詳細ログインすると表示されます(要慶應ID)。
受け入れ予定人数ログインすると表示されます(要慶應ID)。
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科目概要研究会の履修を通じて「卒業プロジェクト」に向けて、教員と学生が共に考えながら、多様な課題に取り組んでいく。SFC では「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することを目指している。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われている。それらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成する。
K-Number FPE-CO-05003-311-88
科目設置学部・研究科FPE総合政策・環境情報学部
学科・専攻CO
科目主番号レベル0学部共通
大分類5研究プロジェクト科目
小分類00研究会
科目種別3選択科目
科目補足授業区分3演習
授業実施形態1対面授業(主として対面授業)
授業言語1日本語
学問分野88総合・複合領域(学際)

講義概要

日本社会における「難民・移民」の現状と課題、そして可能性について探究しつつ、社会をよりよくするための実践と研究を行う研究会です。「難民・移民」の当事者だけにフォーカスするのではなく、社会全体がどのように変容していくことが可能か、あるいは変容していく必要があるかという視点を重視します。

授業科目の内容・目的・方法・到達目標

本研究会では、日本社会における「難民・移民」の現状と課題、そして可能性について探究しつつ、この社会をよりよくするための実践と研究を行っていきます。具体的には、文献を読んで議論を行い、実践・研究背景への理解を深めると同時に、グループプロジェクトや個人プロジェクトを研究会内外で遂行します。その際、「難民・移民」の当事者だけにフォーカスするのではなく、社会全体がどのように変容していくことが可能か、あるいは変容していく必要があるかという視点を重視します。本研究会での実践と研究を通じて、「難民・移民」に関する深い理解を得るとともに、この分野に必要な批判的思考能力と総合的・メタ的な視野を養います。また、多様な視点からの議論を通じて、異文化間コミュニケーション能力を高めることも目標の一つです。

なお、本研究会担当者(伴野)はNPO等で難民支援を10年以上にわたって行ってきた実践者でもあり研究者でもあります。

研究会テーマ

日本における「難民・移民」と多文化共生

研究会・来期の研究プロジェクトテーマ予定

日本における「難民・移民」と多文化共生

能動的学修形式説明

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準備学修(予習・復習等)

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授業の計画

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成績評価方法

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テキスト(教科書)

『現代日本語教育ハンドブック(仮称)』大修館書店、2025年11月発売予定

参考書

*ボニー・ノートン 著 中山・福永・米本訳(2023)『アイデンティティと言語学習――ジェンダー・エスニシティ・教育をめぐって広がる地平』明石書店 *樋口直人・稲葉奈々子 編著(2023)『ニューカマーの世代交代 日本における移民2世の時代』明石書店 *ミン・ジン リー (2020)『パチンコ』文芸春秋 *尾辻恵美・熊谷由理・佐藤慎司編(2021)『ともに生きるために ウェルフェア・リングイスティクスと生態学の視点からみることばの教育』春風社 *八木真奈美・中山亜紀子・中井好男編(2021)『質的言語教育研究を考えよう リフレクシブに他者と自己を理解するために』ひつじ書房 *岩渕 功一編著(2021)『多様性との対話:ダイバーシティ推進が見えなくするもの』*額賀 美紗子,芝野 淳一,三浦 綾希子編集『移民から教育を考える ー子どもたちをとりまくグローバル時代の課題』ナカニシヤ出版(2019) *藤田 結子/北村 文『現代エスノグラフィー―新しいフィールドワークの理論と実践』 新曜社(2013) *太田裕子『はじめて「質的研究」を「書く」あなたへ;研究計画から論文作成まで』東京図書(2019) *NHKテキスト100分de名著フランツ・ファノン「黒い皮膚・白い仮面」 *NHKテキスト10分de名著 ブルデュー「ディスタンクシオン」 *池田理知子他『グローバル社会における異文化コミュニケーション ー身近な「異」から考える』三修社(2019)  *久保田竜子「英語教育幻想』ちくま新書(2018) *Ingrid Piller 『異文化コミュニケーションを問いなおす−ディスコース分析・社会言語学的視点からの考察』(Intercultural Communication ‐A Critical Introduction)創元社(2010) *池田理知子『よくわかる異文化コミュニケーション』ミネルヴァ書房(2010)  * O. Garcia, L. Wei 『Translanguaging: Language, Bilingualism and Education』 (2014)  *望月優大『ふたつの日本; 移民国家の建前と現実』講談社現代新書(2019)  *松尾知明『移民時代の多文化共生論;想像力・創造力を育む14のレッスン』明石書店(2020) 『外国人の子ども白書;権利・貧困・教育・文化・国籍と共生の視点から』明石書店(2017) *外国につながる子どもたちの物語編集委員会『クラスメイトは外国人』多文化共生20 の物語(2009)入門編(2013)課題編(2019)明石書店  *塩原良和『共に生きる-多民族・多文化社会における対話』弘文堂(2012)  *Jim Cummins・中島和子『言語マイノリティを支える教育』慶應義塾大学出版会(2011) *久保田竜子『グローバル化社会と言語教育ークリティカルな視点から』くろしお出版(2015)  *杉原由美『日本語学習のエスノメソドロジー−言語的共生化の過程分析』勁草書房(2010) 他

担当教員から履修者へのコメント

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