慶應義塾大学 シラバス・時間割

演習

サブタイトル産業連関分析の基礎
(水曜4時限・春学期)
担当者名赤林 由雄
単位1
年度・学期2020 春
曜日時限水4
キャンパス三田
登録番号41277
設置学部・研究科経済学部
設置学科・専攻経済学科 タイプA・B
学年3, 4
分野専門教育科目選択演習

授業科目の内容・目的・方法・到達目標

 この科目では、産業連関分析、ならびにその前提としての国民経済計算(SNA)を体系的に理解し、現実の経済を分析するための手法をみにつけることを目的としています。
 また演習においては現実のデータである公表された産業連関表を用いてさまざまな分析を受講者諸君にやってもらう予定です。
 産業連関分析はかなり強力なツールですが、分析のために膨大な量の計算を必要とします。ある程度型にはまった分析であれば、公表された表に付随している計数表をみることでわかることもありますが、特定の部門について詳細に分析したいときや、さまざまな仮定をおいてシミュレーションを行いたいときには、自分でそのような計算をやらなければなりません。2行2列の行列演算で足りるような仮設例としての産業連関表での分析であれば筆算や電卓でも計算できますが、いやしくも現実の経済を分析しようというのならばここでは数十から数百部門の行列での掛け算や逆行列計算が必要になります。そのためには、コンピュータを使った計算ができなければお話になりません。
 これらの計算は、以前であれば、プログラミングができなければ難しかったのですが、最近ではExcelのような表計算ソフトによって(小規模の表であれば)行うことは可能です。この演習では、このMicrosoft Excelを使ってさまざまな産業連関分析の計算を行う予定です。

授業の計画

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成績評価方法

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テキスト(教科書)

 最初の授業の際に指示します。

担当教員から履修者へのコメント

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