慶應義塾大学 シラバス・時間割

研究会A

担当者名ヴ, レ タオ チ
単位4
年度・学期2025 春
曜日時限火4,5
キャンパス湘南藤沢
授業実施形態対面授業(主として対面授業)
登録番号38742
設置学部・研究科総合政策・環境情報学部
学年1, 2, 3, 4
分野研究プロジェクト科目研究会
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前提科目・推奨C1159 ポリシーマネジメント(開発とヒューマンセキュリティ)/POLICY MANAGEMENT(HUMAN SECURITY AND INTERNATIONAL DEVELOPMENT)
C1100 アジアワークショップ/ASIA WORKSHOP
関連科目C1159 ポリシーマネジメント(開発とヒューマンセキュリティ)/POLICY MANAGEMENT(HUMAN SECURITY AND INTERNATIONAL DEVELOPMENT)
C1100 アジアワークショップ/ASIA WORKSHOP
その他推奨知識Behavioral Economics
開講場所SFC
履修条件ログインすると表示されます(要慶應ID)。
履修者制限の有無
選抜エントリーが必要な科目は、SOL-Aでエントリーしてください。
※CNSアカウントを所持している、総合政策学部、環境情報学部、政策・メディア研究科、看護医療学部、及び、健康マネジメント研究科以外の学生はシステムでエントリーできません。
K-Supportニュースに掲載の案内を確認してください。
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履修者制限詳細ログインすると表示されます(要慶應ID)。
受け入れ予定人数ログインすると表示されます(要慶應ID)。
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学生が利用する予定機材/ソフト等NO
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科目概要研究会の履修を通じて「卒業プロジェクト」に向けて、教員と学生が共に考えながら、多様な課題に取り組んでいく。SFC では「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することを目指している。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われている。それらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成する。
K-Number FPE-CO-05003-312-86
科目設置学部・研究科FPE総合政策・環境情報学部
学科・専攻CO
科目主番号レベル0学部共通
大分類5研究プロジェクト科目
小分類00研究会
科目種別3選択科目
科目補足授業区分3演習
授業実施形態1対面授業(主として対面授業)
授業言語2英語
学問分野86総合・複合領域(社会科学系)

講義概要

この研究会では日常に深く根ざす人間の行動に注目する。その観察と分析のための鍵になる概念にはリスク、選択、意思決定、そして日常生活などがある。
人間の一生とか日常生活は自分自身の努力だけで作りあげられるものとは考えない。それは自分が一員である大きな集団(家族、地域社会、社会さらにはネットワーク型の集まり等々)で共有される価値に触れ、それを理解し、取り入れてゆこうという“交渉過程”を通じて構築してゆくものなのである。言い換えると、物理的・社会的環境の変化が続く中で自分達自身も変化しつづけるということである。
ただし、自分達の行動に現れる変化が生き方を支える一貫性を犠牲にするというわけではない。この一貫性は日常のルーティンからの逸脱を最小限度に抑えようとする努力を支えている。上で述べた“交渉過程”を通して価値あるものとして取り入れた物事とか人間関係が中断するとか亀裂を招くような状況に接した時、それを抑えようとする努力を支えるものであり、あるいはそうした状況が生み出す“ロス”を抑えようとする努力などにも見られる。
自分達の行動とかそれをめぐる語り(ナラティヴ)は自分達の生き方をそのまま反映するだけではなく、自分達が所属する社会的なるもの・文化的なるものを“表現”するものでもあることに注目したい。
調査・研究の理論的基盤とツール:知識社会学、政治社会学、認知心理学、行動経済学、事例研究、フィールドワーク、ナラティヴ分析.
研究分野と課題:開発、貧困、教育、心身障害、ヘルス、人間の安全保障、自然災害対策等々様々な条件の下での人間の日常生活に関わる政策課題を研究調査の分野として取り上げている。
調査現場:ベトナム(ホーチーミン・シティ、中部ビン・ディン省)、ラオス(ビエンチャン地区)、日本(裾野市須山地区, 東北地方海岸部、その他)など。

授業科目の内容・目的・方法・到達目標

The purpose of this seminar is to examine various policy issues from choice-related theories and readings. The students are expected to develop a good and critical understanding of their own choice-making ( and for that matter, choice-not-making) processes beyond the context of their everyday life.
Research Tools and Basics: Sociology of Knowledge, Sociology of Politics, Cognitive Psychology, Behavioral Economics, Case Studies, On-site Fieldwork, and Narrative Analysis.

研究会テーマ

選択分析:政策と日常生活

研究会・来期の研究プロジェクトテーマ予定

選択分析:政策と日常生活

能動的学修形式説明

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準備学修(予習・復習等)

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授業の計画

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成績評価方法

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テキスト(教科書)

A list of reading assignments will be provided at the beginning of the course

参考書

Kahneman, D. (2011). Thinking, Fast and Slow. New York, NY: Farrar, Straus and Giroux.
Thaler, R. H., & Sunstein, C. R. (2008). Nudge: Improving Decisions About Health, Wealth, and Happiness. New Haven, CT: Yale University Press.
Sunstein, C. R. (2019). On Freedom. Princeton, NJ: Princeton University Press.

担当教員から履修者へのコメント

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