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研究会A
担当者名 | 松川 昌平 |
---|---|
単位 | 4 |
年度・学期 | 2025 秋 |
曜日時限 | 月5,6 |
キャンパス | 湘南藤沢 |
授業実施形態 | 対面授業(主として対面授業) |
登録番号 | 38427 |
設置学部・研究科 | 総合政策・環境情報学部 |
学年 | 1, 2, 3, 4 |
分野 | 研究プロジェクト科目研究会 |
評語タイプ | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
関連科目 | B6029 デジタルデザイン基礎/BASIC DIGITAL DESIGN B6028 デザインスタジオ基礎/BASIC DESIGN STUDIO C2018 デザインスタジオ(住まいと環境)/DESIGN STUDIO(HOUSING AND ENVIRONMENT) C2019 デザインスタジオ(自然と建築)/DESIGN STUDIO(LANDSCAPE AND ARCHITECTURE) C2020 デザインスタジオ(都市と建築)/DESIGN STUDIO (ARCHITECTURE AND URBANISM) B6183 建築CAD入門/BASICS OF ARCHITECTURAL COMPUTER-AIDED DESIGN(CAD) B6106 アルゴリズミックデザイン/ALGORITHMIC DESIGN X1036 スチューデントビルドキャンパス(SBC)実践(建築A)/STUDENT BUILT CAMPUS (SBC) PRACTICE (ARCHITECTURE A) X1037 スチューデントビルドキャンパス(SBC)実践(建築B)/STUDENT BUILT CAMPUS (SBC) PRACTICE (ARCHITECTURE B) X1098 スチューデントビルドキャンパス(SBC)実践(ランドスケープ)/STUDENT BUILT CAMPUS (SBC) PRACTICE (LANDSCAPE) |
授業URL | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
開講場所 | SFC |
履修条件 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
履修者制限の有無 選抜エントリーが必要な科目は、SOL-Aでエントリーしてください。 ※CNSアカウントを所持している、総合政策学部、環境情報学部、政策・メディア研究科、看護医療学部、及び、健康マネジメント研究科以外の学生はシステムでエントリーできません。 K-Supportニュースに掲載の案内を確認してください。 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
選抜方法 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
履修者制限詳細 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
受け入れ予定人数 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
課題提出タイプ | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
学生が利用する予定機材/ソフト等 | Rhinoceros |
連絡先メールアドレス | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
科目概要 | 研究会の履修を通じて「卒業プロジェクト」に向けて、教員と学生が共に考えながら、多様な課題に取り組んでいく。SFC では「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することを目指している。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われている。それらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成する。 |
K-Number | FPE-CO-05003-211-23 |
科目設置 | 学部・研究科 | FPE | 総合政策・環境情報学部 |
---|---|---|---|
学科・専攻 | CO | ||
科目主番号 | レベル | 0 | 学部共通 |
大分類 | 5 | 研究プロジェクト科目 | |
小分類 | 00 | 研究会 | |
科目種別 | 3 | 選択科目 | |
科目補足 | 授業区分 | 2 | 講義 |
授業実施形態 | 1 | 対面授業(主として対面授業) | |
授業言語 | 1 | 日本語 | |
学問分野 | 23 | 建築学およびその関連分野 |
講義概要
アルゴリズミック・デザイン・ラボ/Algorithmic Design Lab.(以下ADL) は、その名の通り「アルゴリズミック・デザイン」という建築の設計プロセスについての研究と実践を行っている研究会です。
「アルゴリズム/Algorithm」というとコンピュータを使って自動的に建築を生成しているというイメージがあるかもしれません。たしかに、ADLでプログラミングは必須のスキルです。アルゴリズムとは、ある問題を解くための手順のことなので、手順が明らかになりさえすれば、それをコンピュータプログラムに翻訳し、アルゴリズミックに建築を生成することはそれほど難しくありません。いや、プログラミング言語といっても、言語の一種なので、英語などと同様に、自在にプログラミングができるようになるためにはそれなりの時間はかかります。でも、プログラミングは時間をかけさえすれば、誰でも必ずできるようになります。
本当に難しいのはその逆です。つまり、アルゴリズミックに建築を作ることよりも、建築をアルゴリズミックに視ることのほうがはるかに難しい。建築をアルゴリズミックに視るということは、一見異なるように見える建築群の背後に潜む法則性を探究するということです。建築の法則性を探究するなんて、建築学が産まれてこのかた多くの人達がやってきたことです。なにもADL特有のことではありません。しかし、建築の設計プロセスは、いまだにブラックボックス化されていることが多いのです。なので、建築家を志す多くの学生は、センスとか経験とか勘に頼って建築の設計をしてしまいがちです。
ADLでは、アルゴリズミックに建築を作ることもやりますが、建築をアルゴリズミックに視ることに多くの時間を費やします。「多様な建築群を同じ法則性=〈かた〉から生成された異なる現れ=〈かたち〉として視る」ことができれば,そのプロセスを逆にして、「同じ法則性=〈かた〉を用いて多様な建築群=〈かたち〉を作る」ことができるようになるからです。
このように、ADLでは、建築に関連するあらゆる設計プロセスをコンピュータ・アルゴリズムへと書き下すことによって、建築の計算可能性を探究しています。それを徹底することで、人間にしかできないことや設計者がすべきこと、つまり建築・都市の計算「不」可能性が浮かび上がってくるでしょう。
より具体的な活動内容は、下記2つのレクチャー動画を御覧ください。
・ アルゴリズミックデザインー植物を育てるように建築を育てる―(00:12:16)
https://youtu.be/zhvGj70Oq2g?si=fEFh2d9BVc4cvIjj
・ アルゴリズミックデザインの枠組み(01:29:47)
https://www.youtube.com/live/8fO7SmqGYXk?si=1VnxjVyag_xYY6cX
これら動画を見て、少しでもADLに興味を持たれた方は、是非研究会に来てください。
たとえ建築設計の初学者でも、プログラミング未経験者でも歓迎します。興味はあるけど心配だなと思う方は、まずは現在のADLのメンバーに相談してみて下さい。一緒に建築の計算(不)可能性を探求してくれる意欲ある学生を歓迎します。
「アルゴリズム/Algorithm」というとコンピュータを使って自動的に建築を生成しているというイメージがあるかもしれません。たしかに、ADLでプログラミングは必須のスキルです。アルゴリズムとは、ある問題を解くための手順のことなので、手順が明らかになりさえすれば、それをコンピュータプログラムに翻訳し、アルゴリズミックに建築を生成することはそれほど難しくありません。いや、プログラミング言語といっても、言語の一種なので、英語などと同様に、自在にプログラミングができるようになるためにはそれなりの時間はかかります。でも、プログラミングは時間をかけさえすれば、誰でも必ずできるようになります。
本当に難しいのはその逆です。つまり、アルゴリズミックに建築を作ることよりも、建築をアルゴリズミックに視ることのほうがはるかに難しい。建築をアルゴリズミックに視るということは、一見異なるように見える建築群の背後に潜む法則性を探究するということです。建築の法則性を探究するなんて、建築学が産まれてこのかた多くの人達がやってきたことです。なにもADL特有のことではありません。しかし、建築の設計プロセスは、いまだにブラックボックス化されていることが多いのです。なので、建築家を志す多くの学生は、センスとか経験とか勘に頼って建築の設計をしてしまいがちです。
ADLでは、アルゴリズミックに建築を作ることもやりますが、建築をアルゴリズミックに視ることに多くの時間を費やします。「多様な建築群を同じ法則性=〈かた〉から生成された異なる現れ=〈かたち〉として視る」ことができれば,そのプロセスを逆にして、「同じ法則性=〈かた〉を用いて多様な建築群=〈かたち〉を作る」ことができるようになるからです。
このように、ADLでは、建築に関連するあらゆる設計プロセスをコンピュータ・アルゴリズムへと書き下すことによって、建築の計算可能性を探究しています。それを徹底することで、人間にしかできないことや設計者がすべきこと、つまり建築・都市の計算「不」可能性が浮かび上がってくるでしょう。
より具体的な活動内容は、下記2つのレクチャー動画を御覧ください。
・ アルゴリズミックデザインー植物を育てるように建築を育てる―(00:12:16)
https://youtu.be/zhvGj70Oq2g?si=fEFh2d9BVc4cvIjj
・ アルゴリズミックデザインの枠組み(01:29:47)
https://www.youtube.com/live/8fO7SmqGYXk?si=1VnxjVyag_xYY6cX
これら動画を見て、少しでもADLに興味を持たれた方は、是非研究会に来てください。
たとえ建築設計の初学者でも、プログラミング未経験者でも歓迎します。興味はあるけど心配だなと思う方は、まずは現在のADLのメンバーに相談してみて下さい。一緒に建築の計算(不)可能性を探求してくれる意欲ある学生を歓迎します。
授業科目の内容・目的・方法・到達目標
ADL(Algorithmic Design Lab)のゼミは3つに大別できます。
1. 「スタジオゼミ」
2. 「書評ゼミ」
3. 「プログラミングゼミ」
1. 「スタジオゼミ」とは、各学生が履修している建築スタジオ課題を持ち寄って、ゼミ内で全員でエスキスを行うゼミです。建築の〈かたち〉をアウトプットするために必要なことをエスキスを通して学ぶことを目的としています。学期中に毎週月曜4,5限に森アトリエにて開講します。
2. 「書評ゼミ」とは、毎週担当者が書いた書評を全員で議論するゼミです。「多様な建築群を同じ法則性=〈かた〉から生成された異なる現れ=〈かたち〉として視る」ことを目的としています。学期中に毎週17:00からオンラインにて行います。
3. 「プログラミングゼミ」とは、Pythonというプログラミング言語を用いて、過去に作成したスタジオ課題の異なるバリエーションを自動生成するゼミです。「同じ法則性=〈かた〉を用いて多様な建築群=〈かたち〉を作る」ことを目的としています。夏休みや春休みの長期休暇中に特プロを利用して開講します。
上記ゼミの他に、夏休みや春休みの長期休暇中に研究室全体のプロジェクトを行います。
また、卒プロ生は「卒プロゼミ」を、大学院生は「院ゼミ」を別途行います。
このように、ADL(Algorithmic Design Lab)では、思想=〈か〉ある建築を構想し、同じ法則性=〈かた〉を用いて、多様な建築群=〈かたち〉を作ることを到達目標としています。
1. 「スタジオゼミ」
2. 「書評ゼミ」
3. 「プログラミングゼミ」
1. 「スタジオゼミ」とは、各学生が履修している建築スタジオ課題を持ち寄って、ゼミ内で全員でエスキスを行うゼミです。建築の〈かたち〉をアウトプットするために必要なことをエスキスを通して学ぶことを目的としています。学期中に毎週月曜4,5限に森アトリエにて開講します。
2. 「書評ゼミ」とは、毎週担当者が書いた書評を全員で議論するゼミです。「多様な建築群を同じ法則性=〈かた〉から生成された異なる現れ=〈かたち〉として視る」ことを目的としています。学期中に毎週17:00からオンラインにて行います。
3. 「プログラミングゼミ」とは、Pythonというプログラミング言語を用いて、過去に作成したスタジオ課題の異なるバリエーションを自動生成するゼミです。「同じ法則性=〈かた〉を用いて多様な建築群=〈かたち〉を作る」ことを目的としています。夏休みや春休みの長期休暇中に特プロを利用して開講します。
上記ゼミの他に、夏休みや春休みの長期休暇中に研究室全体のプロジェクトを行います。
また、卒プロ生は「卒プロゼミ」を、大学院生は「院ゼミ」を別途行います。
このように、ADL(Algorithmic Design Lab)では、思想=〈か〉ある建築を構想し、同じ法則性=〈かた〉を用いて、多様な建築群=〈かたち〉を作ることを到達目標としています。
研究会テーマ
アルゴリズミック・デザイン
研究会・来期の研究プロジェクトテーマ予定
同上
準備学修(予習・復習等)
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授業の計画
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成績評価方法
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テキスト(教科書)
ゼミ内で随時紹介します。
担当教員から履修者へのコメント
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