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研究会A
担当者名 | 玉村 雅敏 |
---|---|
単位 | 4 |
年度・学期 | 2025 秋 |
曜日時限 | 月5,6 |
キャンパス | 湘南藤沢 |
授業実施形態 | 対面授業(主として対面授業) |
登録番号 | 37822 |
設置学部・研究科 | 総合政策・環境情報学部 |
学年 | 1, 2, 3, 4 |
分野 | 研究プロジェクト科目研究会 |
評語タイプ | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
前提科目・推奨 | C1032 ソーシャルマーケティング/SOCIAL MARKETING |
開講場所 | SFC |
履修条件 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
履修者制限の有無 選抜エントリーが必要な科目は、SOL-Aでエントリーしてください。 ※CNSアカウントを所持している、総合政策学部、環境情報学部、政策・メディア研究科、看護医療学部、及び、健康マネジメント研究科以外の学生はシステムでエントリーできません。 K-Supportニュースに掲載の案内を確認してください。 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
選抜方法 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
履修者制限詳細 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
受け入れ予定人数 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
課題提出タイプ | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
学生が利用する予定機材/ソフト等 | zoom、Slack |
連絡先メールアドレス | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
科目概要 | 研究会の履修を通じて「卒業プロジェクト」に向けて、教員と学生が共に考えながら、多様な課題に取り組んでいく。SFC では「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することを目指している。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われている。それらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成する。 |
K-Number | FPE-CO-05003-311-89 |
科目設置 | 学部・研究科 | FPE | 総合政策・環境情報学部 |
---|---|---|---|
学科・専攻 | CO | ||
科目主番号 | レベル | 0 | 学部共通 |
大分類 | 5 | 研究プロジェクト科目 | |
小分類 | 00 | 研究会 | |
科目種別 | 3 | 選択科目 | |
科目補足 | 授業区分 | 3 | 演習 |
授業実施形態 | 1 | 対面授業(主として対面授業) | |
授業言語 | 1 | 日本語 | |
学問分野 | 89 | 学修スキル |
講義概要
この研究会は、メンバー同士がお互いに学びあい・教えあいながら、「ソーシャルイノベーション」を実現していく力を醸成していくことに取り組むもので、2つのコースで推進します。この研究会の参加者は、原則として、いずれか一方のコースに参加をするものとします。
【コースA:ソーシャルマーケティングと価値共創】
本研究会のコースAでは、「ソーシャルイノベーション」を推進する際のアプローチとして「マーケティング」に注目をします。言い換えると「ソーシャルイノベーション」を実現する「マーケティング(=市場づくり)」とは、どういったものなのかを探求していくのが、このコースAです。
そもそも「マーケティング」とは、「Market+ing(=市場づくり)」という言葉で、「市場(=様々なやりとりや関係づくりを通じて、多様な価値が創造され、関係者に満足が提供される場)」を創り、「持続的に機能させること(ing=現在進行形)」を意味しているものです。すなわち、様々な関係づくりを通じて、価値を創り出し、関係者それぞれが目的を達成し、かつお互いに満足を増進させていく持続的なプロセスを機能させることといえます。
このコースAでは、最先端の「ソーシャルマーケティング」のあり方を探求することと、求められている理論や概念、手法を整理することを行いながら、それぞれがテーマを設定し、自らの研究プロジェクト(調査・研究活動)にとり組みます。具体的には、常に、意識すべき理論や概念、手法などを学び続けながら、各種の実践事例に見られるモノやコト、サービス、場などを調べ抜いた上で、春学期はチームで「ソーシャルマーケティング・プロダクト」づくり、秋学期は個人個人で成果を出す「研究プロジェクト(調査・研究活動)」にとり組みます。
【コースB:ソーシャル・プロデュースと共育】
コースBは、「ソーシャルイノベーション」を推進するために、自らが、すでに、政策・戦略立案や、具体的なプロジェクトの立上げ・準備をしている方、または、すでに進行しているプロジェクトのさらなる改善・進化などに取り組む方を対象としたものです。
ウェルビーイング、教育(探究学習、デジタル教育、シチズンシップ教育、STEAM、グローバル教育、リーダーシップ教育など教育であれば幅広に)、科学技術イノベーション、スポーツ、文化、演劇、医療、ライフサイエンス、情報、知能情報社会、地方創生、まちづくり、食、農、万博、ウエルビーイング・コモンズづくり、コミュニティ通貨などの分野での活動を想定しています。
【コースA:ソーシャルマーケティングと価値共創】
本研究会のコースAでは、「ソーシャルイノベーション」を推進する際のアプローチとして「マーケティング」に注目をします。言い換えると「ソーシャルイノベーション」を実現する「マーケティング(=市場づくり)」とは、どういったものなのかを探求していくのが、このコースAです。
そもそも「マーケティング」とは、「Market+ing(=市場づくり)」という言葉で、「市場(=様々なやりとりや関係づくりを通じて、多様な価値が創造され、関係者に満足が提供される場)」を創り、「持続的に機能させること(ing=現在進行形)」を意味しているものです。すなわち、様々な関係づくりを通じて、価値を創り出し、関係者それぞれが目的を達成し、かつお互いに満足を増進させていく持続的なプロセスを機能させることといえます。
このコースAでは、最先端の「ソーシャルマーケティング」のあり方を探求することと、求められている理論や概念、手法を整理することを行いながら、それぞれがテーマを設定し、自らの研究プロジェクト(調査・研究活動)にとり組みます。具体的には、常に、意識すべき理論や概念、手法などを学び続けながら、各種の実践事例に見られるモノやコト、サービス、場などを調べ抜いた上で、春学期はチームで「ソーシャルマーケティング・プロダクト」づくり、秋学期は個人個人で成果を出す「研究プロジェクト(調査・研究活動)」にとり組みます。
【コースB:ソーシャル・プロデュースと共育】
コースBは、「ソーシャルイノベーション」を推進するために、自らが、すでに、政策・戦略立案や、具体的なプロジェクトの立上げ・準備をしている方、または、すでに進行しているプロジェクトのさらなる改善・進化などに取り組む方を対象としたものです。
ウェルビーイング、教育(探究学習、デジタル教育、シチズンシップ教育、STEAM、グローバル教育、リーダーシップ教育など教育であれば幅広に)、科学技術イノベーション、スポーツ、文化、演劇、医療、ライフサイエンス、情報、知能情報社会、地方創生、まちづくり、食、農、万博、ウエルビーイング・コモンズづくり、コミュニティ通貨などの分野での活動を想定しています。
授業科目の内容・目的・方法・到達目標
この研究会は、メンバー同士がお互いに学びあい・教えあいながら、「ソーシャルイノベーション」を実現していく力を醸成していくことに取り組むものです。
イノベーションと聞くと「技術革新」という言葉をイメージし、技術的な分野での“新たな発明”をイメージするかもしれません。しかし、イノベーションには「新結合」という訳語もあり得ます。この観点に立つと、“新たな発明”と言うよりも、様々な生産的諸力の“新たな組み合わせ(関係づくり)”によって、それまでにない新しいモデルやアプローチ、アイデア、組織運営のやり方、社会のあり方などを生成することで、成果をあげることを意味することになります。
「ソーシャルイノベーション」とは、社会的(ソーシャル)な新機軸が求められる分野(環境、福祉、教育、貧困、文化、スポーツ…など)において、様々な資源(人的資源、物的資源、知的資源、情報資源、文化資源、技術資源等)の「新結合」を創出し、その潜在力を引き出して、社会課題の解決や価値の提供、高い成果の実現をめざすという発想です。
この「ソーシャルイノベーション」を念頭に、本研究会は2つのコースで推進します。
【コースA:ソーシャルマーケティングと価値共創】
「ソーシャルイノベーション」は、様々な資源の新たな“組み合わせ(新結合)”を探求することだけを意味するのではありません。やみくもな新結合では、生産性の高い社会課題の解決や社会価値の実現につながるとは限りません。
そこで注目されているのが、「ダブルボトムライン」という発想です。ボトムラインとは、決算書の最終行、つまり、収益・損失の最終結果を意味する言葉で、ダブルボトムラインとは、“経済価値”と“社会価値”の2つの評価軸(ボトムライン)を持つという発想です。2つのボトムラインが相互に影響し合い、相乗効果を生み出すモデル(ビジネスモデルや社会モデル)を構築することで、持続力のある、社会的な新機軸を創出していくことも、「ソーシャルイノベーション」の1つのポイントとなります。
コースAでは、こういった「ソーシャルイノベーション」や「ダブルボトムライン」を推進する際のアプローチとして「マーケティング」に注目をします。言い換えると「ソーシャルイノベーション」を実現する「マーケティング(=市場づくり)」とは、どういったものなのかを探求していくのが、このコースAです。
そもそも「マーケティング」とは、「Market+ing(=市場づくり)」という言葉で、「市場(=様々なやりとりや関係づくりを通じて、多様な価値が創造され、関係者に満足が提供される場)」を創り、「持続的に機能させること(ing=現在進行形)」を意味しているものです。すなわち、様々な関係づくりを通じて、価値を創り出し、関係者それぞれが目的を達成し、かつお互いに満足を増進させていく持続的なプロセスを機能させることといえます。
現在の「マーケティング」とは、営利企業での営利活動に限定されるものではありません。非営利組織(NPO、財団、学校、病院、ミュージアム…)や行政組織の活動、地域づくりや社会キャンペーンの活動などでも、その使命や目的を、より効果的かつ効率的に実現することをめざして活用されています。また、営利企業でも、企業の持続的な活動を支えるために、CSRや社会貢献活動、本業での「共有価値の創造(CSV)」など、企業活動による「社会価値の実現」を重視するようになっていますが、その成果を持続的に向上させるためにも「マーケティング」の発想や技術が活用されるようになっています。さらには、企業や組織による活動のみならず、持続的に社会価値を創出し続ける関係づくりやネットワークづくり、人びとの共感を醸成し社会がより良い方向に向っていく仕組みづくり、共感をもとにした個々の行動誘発などにおいても、マーケティングの発想や仕組みが活用されています。こういった社会的な領域におけるマーケティングは「ソーシャルマーケティング」と呼ばれています。
この「ソーシャルマーケティング」は、常に進化し続けているものであり、「ソーシャルイノベーション」の発想を意識したとき、「ソーシャルマーケティング」のあり方も、さらに進化していくことになります。
コースAでは、常にその時点での「ソーシャルマーケティング」の姿を探求することと、求められている理論や概念、手法を整理することを行いながら、それぞれがテーマを設定し「研究プロジェクト(調査・研究活動)」にとり組みます。具体的には、常に、意識すべき理論や概念、手法などを学び続けながら、各種の実践事例に見られるモノやコト、サービス、場などを調べ抜いた上で、春学期はチームで「ソーシャルマーケティング・プロダクト」づくり、秋学期は個人個人で成果を出す「研究プロジェクト(調査・研究活動)」にとり組みます。
奥深い調査・研究活動を行うには、メンバー自身の成長も不可欠です。そのために、多くの文献や資料を読み込むことも行います。
なお、コースAは、月曜日16:30~に開講する予定ですが、この時間外の様々な活動(チーム輪読やフィールドワーク、プロトタイプ開発など)に率先して取り組むことが必要です。
【コースB:ソーシャル・プロデュースと共育】
コースBは、「ソーシャルイノベーション」を推進するために、自らが、すでに、政策・戦略立案や、具体的なプロジェクトの立上げ・準備をしている方、または、すでに進行しているプロジェクトのさらなる改善・進化などに取り組む方を対象としたものです。
「ソーシャル・プロデュース」とは、自らの営みとして、営利・非営利、政府・非政府の分野を問わず、様々な社会課題を設定し、解決へと前進させること、また、社会価値の創造・普及などをめざす活動に取り組むことを指すものです。
こういった活動を行うときには、個々の資質・能力よりも、態度や価値観が大きな意味合いを持つことになります。才ある利己主義者は、ほとんど持続的な成功は収めておらず、自発先導、社中協力、人間交際、自他共栄などに拘って、相互に影響し合うコミュニティを醸成するチカラも大切です。
また、こうした活動を成功に導こうとしたときには、想定外のことや板挟みになることにも向き合うことになりますが、そういったときに、様々な分野の人々と連携・協働・共創をしながら、幾多の修羅場や困難を乗り越えられる、知力と勇力をもつことも大切です。
現在、こうした人材は、NPO、NGO、大企業、ベンチャー企業、国際機関、政府機関、 地方自治体、メディア、病院、学校、地域社会など、様々な分野で必要とされています。
コースBでは、ソーシャル・プロデュースの方法と精神を、様々なメソッドに基づき学んでいきつつ、メンバー同士で相互に影響し合いながら、自ら高めていきます。
具体的には、Society5.0と言われている時代を念頭に、ソーシャル・プロデュースに必要な理論と教養(歴史、科学技術イノベーション史、経済産業史、決定の科学、複雑系の科学、自己組織化はじめ生命科学理論、公共哲学、インテリジェンス、演劇、指揮、作曲、熟議ワークショップ等)を学びます。同時に、一人ひとりが「My Project」または「Our Project」として、実際にプロジェクトを企画・立ち上げ・遂行することで、「ソーシャル・プロデュースとは何か」「社会に対して価値を生み出すことは何か」という問いに真摯に向き合い、必要となる精神と態度を学び、専門知と経験知を得ていきます。
イノベーションと聞くと「技術革新」という言葉をイメージし、技術的な分野での“新たな発明”をイメージするかもしれません。しかし、イノベーションには「新結合」という訳語もあり得ます。この観点に立つと、“新たな発明”と言うよりも、様々な生産的諸力の“新たな組み合わせ(関係づくり)”によって、それまでにない新しいモデルやアプローチ、アイデア、組織運営のやり方、社会のあり方などを生成することで、成果をあげることを意味することになります。
「ソーシャルイノベーション」とは、社会的(ソーシャル)な新機軸が求められる分野(環境、福祉、教育、貧困、文化、スポーツ…など)において、様々な資源(人的資源、物的資源、知的資源、情報資源、文化資源、技術資源等)の「新結合」を創出し、その潜在力を引き出して、社会課題の解決や価値の提供、高い成果の実現をめざすという発想です。
この「ソーシャルイノベーション」を念頭に、本研究会は2つのコースで推進します。
【コースA:ソーシャルマーケティングと価値共創】
「ソーシャルイノベーション」は、様々な資源の新たな“組み合わせ(新結合)”を探求することだけを意味するのではありません。やみくもな新結合では、生産性の高い社会課題の解決や社会価値の実現につながるとは限りません。
そこで注目されているのが、「ダブルボトムライン」という発想です。ボトムラインとは、決算書の最終行、つまり、収益・損失の最終結果を意味する言葉で、ダブルボトムラインとは、“経済価値”と“社会価値”の2つの評価軸(ボトムライン)を持つという発想です。2つのボトムラインが相互に影響し合い、相乗効果を生み出すモデル(ビジネスモデルや社会モデル)を構築することで、持続力のある、社会的な新機軸を創出していくことも、「ソーシャルイノベーション」の1つのポイントとなります。
コースAでは、こういった「ソーシャルイノベーション」や「ダブルボトムライン」を推進する際のアプローチとして「マーケティング」に注目をします。言い換えると「ソーシャルイノベーション」を実現する「マーケティング(=市場づくり)」とは、どういったものなのかを探求していくのが、このコースAです。
そもそも「マーケティング」とは、「Market+ing(=市場づくり)」という言葉で、「市場(=様々なやりとりや関係づくりを通じて、多様な価値が創造され、関係者に満足が提供される場)」を創り、「持続的に機能させること(ing=現在進行形)」を意味しているものです。すなわち、様々な関係づくりを通じて、価値を創り出し、関係者それぞれが目的を達成し、かつお互いに満足を増進させていく持続的なプロセスを機能させることといえます。
現在の「マーケティング」とは、営利企業での営利活動に限定されるものではありません。非営利組織(NPO、財団、学校、病院、ミュージアム…)や行政組織の活動、地域づくりや社会キャンペーンの活動などでも、その使命や目的を、より効果的かつ効率的に実現することをめざして活用されています。また、営利企業でも、企業の持続的な活動を支えるために、CSRや社会貢献活動、本業での「共有価値の創造(CSV)」など、企業活動による「社会価値の実現」を重視するようになっていますが、その成果を持続的に向上させるためにも「マーケティング」の発想や技術が活用されるようになっています。さらには、企業や組織による活動のみならず、持続的に社会価値を創出し続ける関係づくりやネットワークづくり、人びとの共感を醸成し社会がより良い方向に向っていく仕組みづくり、共感をもとにした個々の行動誘発などにおいても、マーケティングの発想や仕組みが活用されています。こういった社会的な領域におけるマーケティングは「ソーシャルマーケティング」と呼ばれています。
この「ソーシャルマーケティング」は、常に進化し続けているものであり、「ソーシャルイノベーション」の発想を意識したとき、「ソーシャルマーケティング」のあり方も、さらに進化していくことになります。
コースAでは、常にその時点での「ソーシャルマーケティング」の姿を探求することと、求められている理論や概念、手法を整理することを行いながら、それぞれがテーマを設定し「研究プロジェクト(調査・研究活動)」にとり組みます。具体的には、常に、意識すべき理論や概念、手法などを学び続けながら、各種の実践事例に見られるモノやコト、サービス、場などを調べ抜いた上で、春学期はチームで「ソーシャルマーケティング・プロダクト」づくり、秋学期は個人個人で成果を出す「研究プロジェクト(調査・研究活動)」にとり組みます。
奥深い調査・研究活動を行うには、メンバー自身の成長も不可欠です。そのために、多くの文献や資料を読み込むことも行います。
なお、コースAは、月曜日16:30~に開講する予定ですが、この時間外の様々な活動(チーム輪読やフィールドワーク、プロトタイプ開発など)に率先して取り組むことが必要です。
【コースB:ソーシャル・プロデュースと共育】
コースBは、「ソーシャルイノベーション」を推進するために、自らが、すでに、政策・戦略立案や、具体的なプロジェクトの立上げ・準備をしている方、または、すでに進行しているプロジェクトのさらなる改善・進化などに取り組む方を対象としたものです。
「ソーシャル・プロデュース」とは、自らの営みとして、営利・非営利、政府・非政府の分野を問わず、様々な社会課題を設定し、解決へと前進させること、また、社会価値の創造・普及などをめざす活動に取り組むことを指すものです。
こういった活動を行うときには、個々の資質・能力よりも、態度や価値観が大きな意味合いを持つことになります。才ある利己主義者は、ほとんど持続的な成功は収めておらず、自発先導、社中協力、人間交際、自他共栄などに拘って、相互に影響し合うコミュニティを醸成するチカラも大切です。
また、こうした活動を成功に導こうとしたときには、想定外のことや板挟みになることにも向き合うことになりますが、そういったときに、様々な分野の人々と連携・協働・共創をしながら、幾多の修羅場や困難を乗り越えられる、知力と勇力をもつことも大切です。
現在、こうした人材は、NPO、NGO、大企業、ベンチャー企業、国際機関、政府機関、 地方自治体、メディア、病院、学校、地域社会など、様々な分野で必要とされています。
コースBでは、ソーシャル・プロデュースの方法と精神を、様々なメソッドに基づき学んでいきつつ、メンバー同士で相互に影響し合いながら、自ら高めていきます。
具体的には、Society5.0と言われている時代を念頭に、ソーシャル・プロデュースに必要な理論と教養(歴史、科学技術イノベーション史、経済産業史、決定の科学、複雑系の科学、自己組織化はじめ生命科学理論、公共哲学、インテリジェンス、演劇、指揮、作曲、熟議ワークショップ等)を学びます。同時に、一人ひとりが「My Project」または「Our Project」として、実際にプロジェクトを企画・立ち上げ・遂行することで、「ソーシャル・プロデュースとは何か」「社会に対して価値を生み出すことは何か」という問いに真摯に向き合い、必要となる精神と態度を学び、専門知と経験知を得ていきます。
研究会テーマ
ソーシャルイノベーション:「ソーシャルマーケティングと価値共創」&「ソーシャル・プロデュースと共育」
研究会・来期の研究プロジェクトテーマ予定
ソーシャルイノベーション:「ソーシャルマーケティングと価値共創」&「ソーシャル・プロデュースと共育」
準備学修(予習・復習等)
ログインすると表示されます(要慶應ID)。
授業の計画
ログインすると表示されます(要慶應ID)。
成績評価方法
ログインすると表示されます(要慶應ID)。
テキスト(教科書)
研究会メンバーとの選書を踏まえて、学期はじめに提示します。目安として1週で1-2冊程度の分量の文献を読む予定です。
参考書
研究会メンバーとの選書を踏まえて、学期はじめに提示します。
担当教員から履修者へのコメント
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