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研究会A
担当者名 | 中川 エリカ |
---|---|
単位 | 4 |
年度・学期 | 2025 春 |
曜日時限 | 火5,6 |
キャンパス | 湘南藤沢 |
授業実施形態 | 対面授業(主として対面授業) |
登録番号 | 33239 |
設置学部・研究科 | 総合政策・環境情報学部 |
学年 | 1, 2, 3, 4 |
分野 | 研究プロジェクト科目研究会 |
評語タイプ | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
前提科目・推奨 | B6028 デザインスタジオ基礎/BASIC DESIGN STUDIO B6029 デジタルデザイン基礎/BASIC DIGITAL DESIGN C2018 デザインスタジオ(住まいと環境)/DESIGN STUDIO(HOUSING AND ENVIRONMENT) C2019 デザインスタジオ(⾃然と建築)/DESIGN STUDIO(LANDSCAPE AND ARCHITECTURE) C2020 デザインスタジオ(都市と建築)/DESIGN STUDIO (ARCHITECTURE AND URBANISM) |
関連科目 | B6028 デザインスタジオ基礎/BASIC DESIGN STUDIO B6029 デジタルデザイン基礎/BASIC DIGITAL DESIGN C2018 デザインスタジオ(住まいと環境)/DESIGN STUDIO(HOUSING AND ENVIRONMENT) C2019 デザインスタジオ(⾃然と建築)/DESIGN STUDIO(LANDSCAPE AND ARCHITECTURE) C2020 デザインスタジオ(都市と建築)/DESIGN STUDIO (ARCHITECTURE AND URBANISM) |
開講場所 | SFC |
履修条件 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
履修者制限の有無 選抜エントリーが必要な科目は、SOL-Aでエントリーしてください。 ※CNSアカウントを所持している、総合政策学部、環境情報学部、政策・メディア研究科、看護医療学部、及び、健康マネジメント研究科以外の学生はシステムでエントリーできません。 K-Supportニュースに掲載の案内を確認してください。 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
選抜方法 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
履修者制限詳細 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
受け入れ予定人数 | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
課題提出タイプ | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
連絡先メールアドレス | ログインすると表示されます(要慶應ID)。 |
科目概要 | 研究会の履修を通じて「卒業プロジェクト」に向けて、教員と学生が共に考えながら、多様な課題に取り組んでいく。SFC では「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することを目指している。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われている。それらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成する。 |
K-Number | FPE-CO-05003-211-23 |
科目設置 | 学部・研究科 | FPE | 総合政策・環境情報学部 |
---|---|---|---|
学科・専攻 | CO | ||
科目主番号 | レベル | 0 | 学部共通 |
大分類 | 5 | 研究プロジェクト科目 | |
小分類 | 00 | 研究会 | |
科目種別 | 3 | 選択科目 | |
科目補足 | 授業区分 | 2 | 講義 |
授業実施形態 | 1 | 対面授業(主として対面授業) | |
授業言語 | 1 | 日本語 | |
学問分野 | 23 | 建築学およびその関連分野 |
講義概要
中川エリカと共に、新しい建築の発明・発見を目指す研究会です。
模型を最重要ツールと捉えた実践を徹底して行います。
模型を最重要ツールと捉えた実践を徹底して行います。
授業科目の内容・目的・方法・到達目標
建築とは、建物よりも大きなスケール、小さなスケール、その両方と関係をもち、建物の内外を 横断する人間とともに、途絶えず連続していくものではないでしょうか。建築が、常に敷地境界という便宜上の線の中に建てられるとしても、「人間が体験する立体」としては決して単体で完結することはありません。
私にとって建築とは、大小さまざまなスケールを行き来しながら世界を立体的に捉えるための学問であり、あらゆるものを横断しながら連続した建築は、より豊かな体験をもたらすに違いないと考えています。
建築を「人間が体験する立体」と捉え直すことにより、私が探求したいことは、大きくはふたつあります。
ひとつは、建築が建物よりも大きなスケールである周辺環境あるいは都市空間とどのように連続できるのか、ということ。もうひとつは、建築が建物よりも小さなスケールである身の回りあるいは身体とどのように連続できるのか、ということです。前者は「固有の場所性を建築化する試み」であり、後者は「身の回りスケールから世界を捉え直す試み」であると言えます。
一見、至極当たり前の試みであるように感じられますが、実のところ、この二つの試みを同時に実践している建築家は、現代において、世界的にもかなり少ないのです。なぜなら、近代において、建築はむしろ場所との切断が叫ばれ、人間を具体的な身体を持つ対象ではなく匿名的な集団と捉えてきたという歴史があり、先に述べた建築を探求する方法が未知だからです。つまり、中川研の実践の根底にある問題意識は、近代建築を乗り越えようとする、現代建築が抱える問いそのものであると言えます。
中川研では、自明な結論に向かって証明をするのではなく、まだ知らない次の時代を切り開く問いをたて、その仮説を模型という立体を用いて、スケールを横断しながら多角的に検証し、軌道修正をしながら実証していくことを目指します。この道筋によって、新しい建築の発明・発見に取り組みます。
建築とはあらゆるものと連続したインクルーシブなものである、という前提に立ち返ってみることにより、ひょっとすると、建築の美しさの概念や、時間に対する態度が変わっていく可能性があります。それは、たとえば、建築家個人があらかじめ想定する美しさではなく、時間の積み重なり や多種多様な人間の解釈の厚みによって初めて到達される美しさではないでしょうか。
そのような美しさの身体的な実感を目指して、中川研では、日本の地方都市や世界の辺境の街における独自の慣習をフィールドワークし、模型化し、身の回りのスケールを含めて立体にすることから、大きな環境を捉え直していくという実践も行う予定です。
私にとって建築とは、大小さまざまなスケールを行き来しながら世界を立体的に捉えるための学問であり、あらゆるものを横断しながら連続した建築は、より豊かな体験をもたらすに違いないと考えています。
建築を「人間が体験する立体」と捉え直すことにより、私が探求したいことは、大きくはふたつあります。
ひとつは、建築が建物よりも大きなスケールである周辺環境あるいは都市空間とどのように連続できるのか、ということ。もうひとつは、建築が建物よりも小さなスケールである身の回りあるいは身体とどのように連続できるのか、ということです。前者は「固有の場所性を建築化する試み」であり、後者は「身の回りスケールから世界を捉え直す試み」であると言えます。
一見、至極当たり前の試みであるように感じられますが、実のところ、この二つの試みを同時に実践している建築家は、現代において、世界的にもかなり少ないのです。なぜなら、近代において、建築はむしろ場所との切断が叫ばれ、人間を具体的な身体を持つ対象ではなく匿名的な集団と捉えてきたという歴史があり、先に述べた建築を探求する方法が未知だからです。つまり、中川研の実践の根底にある問題意識は、近代建築を乗り越えようとする、現代建築が抱える問いそのものであると言えます。
中川研では、自明な結論に向かって証明をするのではなく、まだ知らない次の時代を切り開く問いをたて、その仮説を模型という立体を用いて、スケールを横断しながら多角的に検証し、軌道修正をしながら実証していくことを目指します。この道筋によって、新しい建築の発明・発見に取り組みます。
建築とはあらゆるものと連続したインクルーシブなものである、という前提に立ち返ってみることにより、ひょっとすると、建築の美しさの概念や、時間に対する態度が変わっていく可能性があります。それは、たとえば、建築家個人があらかじめ想定する美しさではなく、時間の積み重なり や多種多様な人間の解釈の厚みによって初めて到達される美しさではないでしょうか。
そのような美しさの身体的な実感を目指して、中川研では、日本の地方都市や世界の辺境の街における独自の慣習をフィールドワークし、模型化し、身の回りのスケールを含めて立体にすることから、大きな環境を捉え直していくという実践も行う予定です。
研究会テーマ
建築とは、建物よりも大きなスケール、小さなスケール、その両方と関係をもち、建物の内外を 横断する人間とともに、途絶えず連続していくものではないでしょうか。建築が、常に敷地境界という便宜上の線の中に建てられるとしても、「人間が体験する立体」としては決して単体で完結することはありません。
私にとって建築とは、大小さまざまなスケールを行き来しながら世界を立体的に捉えるための学問であり、あらゆるものを横断しながら連続した建築は、より豊かな体験をもたらすに違いないと考えています。
建築を「人間が体験する立体」と捉え直すことにより、私が探求したいことは、大きくはふたつあります。
ひとつは、建築が建物よりも大きなスケールである周辺環境あるいは都市空間とどのように連続できるのか、ということ。もうひとつは、建築が建物よりも小さなスケールである身の回りあるいは身体とどのように連続できるのか、ということです。前者は「固有の場所性を建築化する試み」であり、後者は「身の回りスケールから世界を捉え直す試み」であると言えます。
一見、至極当たり前の試みであるように感じられますが、実のところ、この二つの試みを同時に実践している建築家は、現代において、世界的にもかなり少ないのです。なぜなら、近代において、建築はむしろ場所との切断が叫ばれ、人間を具体的な身体を持つ対象ではなく匿名的な集団と捉えてきたという歴史があり、先に述べた建築を探求する方法が未知だからです。つまり、中川研の実践の根底にある問題意識は、近代建築を乗り越えようとする、現代建築が抱える問いそのものであると言えます。
中川研では、自明な結論に向かって証明をするのではなく、まだ知らない次の時代を切り開く問いをたて、その仮説を模型という立体を用いて、スケールを横断しながら多角的に検証し、軌道修正をしながら実証していくことを目指します。この道筋によって、新しい建築の発明・発見に取り組みます。
建築とはあらゆるものと連続したインクルーシブなものである、という前提に立ち返ってみることにより、ひょっとすると、建築の美しさの概念や、時間に対する態度が変わっていく可能性があります。それは、たとえば、建築家個人があらかじめ想定する美しさではなく、時間の積み重なり や多種多様な人間の解釈の厚みによって初めて到達される美しさではないでしょうか。
そのような美しさの身体的な実感を目指して、中川研では、日本の地方都市や世界の辺境の街における独自の慣習をフィールドワークし、模型化し、身の回りのスケールを含めて立体にすることから、大きな環境を捉え直していくという実践も行う予定です。
私にとって建築とは、大小さまざまなスケールを行き来しながら世界を立体的に捉えるための学問であり、あらゆるものを横断しながら連続した建築は、より豊かな体験をもたらすに違いないと考えています。
建築を「人間が体験する立体」と捉え直すことにより、私が探求したいことは、大きくはふたつあります。
ひとつは、建築が建物よりも大きなスケールである周辺環境あるいは都市空間とどのように連続できるのか、ということ。もうひとつは、建築が建物よりも小さなスケールである身の回りあるいは身体とどのように連続できるのか、ということです。前者は「固有の場所性を建築化する試み」であり、後者は「身の回りスケールから世界を捉え直す試み」であると言えます。
一見、至極当たり前の試みであるように感じられますが、実のところ、この二つの試みを同時に実践している建築家は、現代において、世界的にもかなり少ないのです。なぜなら、近代において、建築はむしろ場所との切断が叫ばれ、人間を具体的な身体を持つ対象ではなく匿名的な集団と捉えてきたという歴史があり、先に述べた建築を探求する方法が未知だからです。つまり、中川研の実践の根底にある問題意識は、近代建築を乗り越えようとする、現代建築が抱える問いそのものであると言えます。
中川研では、自明な結論に向かって証明をするのではなく、まだ知らない次の時代を切り開く問いをたて、その仮説を模型という立体を用いて、スケールを横断しながら多角的に検証し、軌道修正をしながら実証していくことを目指します。この道筋によって、新しい建築の発明・発見に取り組みます。
建築とはあらゆるものと連続したインクルーシブなものである、という前提に立ち返ってみることにより、ひょっとすると、建築の美しさの概念や、時間に対する態度が変わっていく可能性があります。それは、たとえば、建築家個人があらかじめ想定する美しさではなく、時間の積み重なり や多種多様な人間の解釈の厚みによって初めて到達される美しさではないでしょうか。
そのような美しさの身体的な実感を目指して、中川研では、日本の地方都市や世界の辺境の街における独自の慣習をフィールドワークし、模型化し、身の回りのスケールを含めて立体にすることから、大きな環境を捉え直していくという実践も行う予定です。
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