Keio University Syllabus and Timetable

INFORMATION PROCESSING 2

Lecturer(s)AKABAYASHI, YOSHIO
Credit(s)2
Academic Year/Semester2020 Fall
Day/PeriodTue.3
CampusHiyoshi
Registration Number29123
Faculty/Graduate SchoolECONOMICS
Department/MajorECONOMICS Type A, B
Year Level1, 2
FieldFOUNDATION ELECTIVE

Course Description/Objectives/Teaching Method/Intended Learning Outcome

 諸君には「統計学」が必修科目として課せられている。経済を分析するためには統計学の知識は不可欠だと考えられているからである。(経済現象だけではなく、さまざまな現象を計量的に分析しようとするための作法として統計学は必須の知識である。)
 ところが統計学では、時間数に比して学ぶことが多く、実際のデータを用いた演習が不足しがちである。(もちろん担当者による差異はある。)また、演習の際の計算に用いられているのは電卓であることが多いようである。(これには、学期末試験の際に持ち込みを許可できる計算のツールが電卓だけである、という事情もある。)
 しかしながら、諸君が三田に来て直面するのは、実際に大量のデータを使った分析であり、その際には電卓での計算などはほとんど考えられず、多くの場合はコンピュータを駆使して計算せざるをえなくなる。
 この授業では、統計学の知識に基づいて(…といっても現実には忘れてしまっている学生が多いので、復習をかねた話を混ぜながら)、統計学で学んだことをコンピュータで処理する方法、さらには、その前後で必要となるまざまな処理法(たとえば、経済データを日経NEEDSなどの各種データベースから収集する方法など)について身につけてもらう。
 このデータ処理の際に使われるツールの一つが表計算ソフトMicrosoft Excelである。このExcelは手軽でよく使われているツールではあり、基本的な考え方を理解して使えば、さまざまなことができ、また大量の作業を楽にこなせる。しかしながら、実際の使われ方を見ると、その基本的な考え方が理解されておらず、同じことをやるにしても余計な手間をかけていることが多いのである。Excelを使いたおすための基本的な考え方を理解し、効率よくさまざまな処理ができるようにすることも習得してもらう。
 この授業を通じて、統計学の知識をより確実なものにし、実際のデータ処理にも強くなってもらおう、というのが、担当者のねらいである。

Course Plan

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Method of Evaluation

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Lecturer's Comments to Students

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