慶應義塾大学 シラバス・時間割

情報処理Ⅱ(Excelによる統計データ処理)

担当者名赤林 由雄
単位2
年度・学期2020 秋
曜日時限月5
キャンパス三田
登録番号20955
設置学部・研究科経済学部
設置学科・専攻経済学科 タイプA・B
学年3, 4
分野基礎教育科目選択情報処理Ⅰ、情報処理Ⅱ、情報処理Ⅲ

授業科目の内容・目的・方法・到達目標

 諸君には「統計学」が必修科目として課せられている。経済を分析するためには統計学の知識は不可欠だと考えられているからである。(経済現象だけではなく、さまざまな現象を計量的に分析しようとするための作法として統計学は必須の知識である。)
 ところが統計学では、時間数に比して学ぶことが多く、実際のデータを用いた演習が不足しがちである。(もちろん担当者による差異はある。)また、演習の際の計算に用いられているのは電卓であることが多いようである。(これには、学期末試験の際に持ち込みを許可できる計算のツールが電卓だけである、という事情もある。)
 しかしながら、諸君が三田に来て直面するのは、実際に大量のデータを使った分析であり、その際には電卓での計算などはほとんど考えられず、多くの場合はコンピュータを駆使して計算せざるをえなくなる。
 この授業では、統計学の知識に基づいて(…といっても現実には忘れてしまっている学生が多いので、復習をかねた話を混ぜながら)、統計学で学んだことをコンピュータで処理する方法、さらには、その前後で必要となるまざまな処理法(たとえば、経済データを日経NEEDSなどの各種データベースから収集する方法など)について身につけてもらう。
 このデータ処理の際に使われるツールの一つが表計算ソフトMicrosoft Excelである。このExcelは手軽でよく使われているツールではあり、基本的な考え方を理解して使えば、さまざまなことができ、また大量の作業を楽にこなせる。しかしながら、実際の使われ方を見ると、その基本的な考え方が理解されておらず、同じことをやるにしても余計な手間をかけていることが多いのである。Excelを使いたおすための基本的な考え方を理解し、効率よくさまざまな処理ができるようにすることも習得してもらう。
 この授業を通じて、統計学の知識をより確実なものにし、実際のデータ処理にも強くなってもらおう、というのが、担当者のねらいである。

授業の計画

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成績評価方法

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担当教員から履修者へのコメント

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