慶應義塾大学 シラバス・時間割

研究会B(2)

担当者名鈴木 治夫
単位2
年度・学期2025 春
曜日時限火5
キャンパス湘南藤沢
授業実施形態対面授業(主として対面授業)
登録番号19012
設置学部・研究科総合政策・環境情報学部
学年1, 2, 3, 4
分野研究プロジェクト科目研究会
評語タイプログインすると表示されます(要慶應ID)。
授業URLログインすると表示されます(要慶應ID)。
開講場所SFC;TTCK;その他
履修条件ログインすると表示されます(要慶應ID)。
履修者制限の有無
選抜エントリーが必要な科目は、SOL-Aでエントリーしてください。
※CNSアカウントを所持している、総合政策学部、環境情報学部、政策・メディア研究科、看護医療学部、及び、健康マネジメント研究科以外の学生はシステムでエントリーできません。
K-Supportニュースに掲載の案内を確認してください。
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選抜方法ログインすると表示されます(要慶應ID)。
履修者制限詳細ログインすると表示されます(要慶應ID)。
受け入れ予定人数ログインすると表示されます(要慶應ID)。
課題提出タイプログインすると表示されます(要慶應ID)。
学生が利用する予定機材/ソフト等プレゼンテーションが可能で、UNIXへリモート接続可能なPC
連絡先メールアドレスログインすると表示されます(要慶應ID)。
科目概要研究会の履修を通じて「卒業プロジェクト」に向けて、教員と学生が共に考えながら、多様な課題に取り組んでいく。SFC では「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することを目指している。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われている。それらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成する。
K-Number FPE-CO-05003-311-43
科目設置学部・研究科FPE総合政策・環境情報学部
学科・専攻CO
科目主番号レベル0学部共通
大分類5研究プロジェクト科目
小分類00研究会
科目種別3選択科目
科目補足授業区分3演習
授業実施形態1対面授業(主として対面授業)
授業言語1日本語
学問分野43分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野

講義概要

荒川・金井・黒田・河野・杉本・鈴木・内藤・平山の8人が担当する研究会は、
先端生命科学合同研究会として、合同で運営しています。
大学院のアカデミックプロジェクト「先端生命科学」とも合同で運営しており、学部生、大学院生そして教員が一緒になって研究を進めます。
どの教員の研究会を履修すべきかについては、履修許可の連絡の際に案内します。
研究ハイライト: http://www.iab.keio.ac.jp/

授業科目の内容・目的・方法・到達目標

微生物(バクテリア、ウイルスなど)は、人体、建物、下水、大気、土壌、植物など、様々な環境で重要な役割を果たしますが、一部の微生物は、感染症の原因となり、人類の健康に脅威を与えています。本研究では、バイオインフォマティクスとゲノム配列解析の技術を活用し、微生物の進化と多様性を理解し、医学、農学、工学など様々な分野での活用を目指します。

微生物感染症の増加要因には、薬剤耐性などの病原体要因に加えて、都市化や人の移動など社会的要因も重要です。薬剤耐性は、このまま何の対策も講じなければ、2050年に全世界で1000万人の死亡者を出すとも予測され、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に続いて起こり得る「隠れパンデミック」と警告されています。次のパンデミックに備えるためには、都市のマイクロバイオーム(微生物群集とその遺伝子の総体)の状況をモニターし、データを共有することが不可欠です。

私たちは、異なる都市や時期(例えば、万博やオリパラなど、人や物が大量に移動するイベントの前後)において、都市建築環境マイクロバイオームのデータを収集し、それを制限なく誰でもアクセスできる公的データベースに集約してきました。これらのデータは、微生物の多様性や変動を明らかにする上で有効に利用されることが期待されます。

本研究成果は、生物多様性、公衆衛生、法医学、建築、都市計画など、多岐にわたる分野への貢献が期待されます。

研究会テーマ

鈴木 微生物ゲノム学(先端生命科学)/環境バイオインフォマティクス(先端生命科学)

研究会・来期の研究プロジェクトテーマ予定

都市と建築環境のマイクロバイオーム(微生物群集)、抗菌薬耐性・病原性細菌のゲノム、動く遺伝因子(プラスミドやウイルス)の解析

能動的学修形式説明

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準備学修(予習・復習等)

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授業の計画

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成績評価方法

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テキスト(教科書)

- 小野浩雅/編. :実験医学増刊:バイオDBとウェブツール ラボで使える最新70選〜知る・学ぶ・使う、バイオDX時代の羅針盤. 羊土社 (2022年10月20日).
- Vince Buffalo 著、片山 俊明、川島 秀一、鈴木 治夫、山本 泰智 監訳、酒匂 寛、山村 吉信 訳. :バイオインフォマティクスデータスキル ―オープンソースツールを使ったロバストで再現性のある研究. オライリージャパン (2020/9/19). https://www.oreilly.co.jp/books/9784873118635/
- Buffalo, Vince, author: Bioinformatics Data Skills: Reproducible and Robust Research with Open Source Tools. O'Reilly, 2015. https://www.oreilly.com/library/view/bioinformatics-data-skills/9781449367480/
- Paradis, Emmanuel, author: Analysis of Phylogenetics and Evolution with R. 2nd ed. New York : Springer, 2012.

参考書

「生命と情報2024」(先端生命科学系列学生論文集、イオタ311で入手可能)

担当教員から履修者へのコメント

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