慶應義塾大学 シラバス・時間割

研究会B(1)

担当者名小熊 英二
単位2
年度・学期2025 秋
曜日時限木3
キャンパス湘南藤沢
授業実施形態対面授業(主として対面授業)
登録番号09967
設置学部・研究科総合政策・環境情報学部
学年1, 2, 3, 4
分野研究プロジェクト科目研究会
評語タイプログインすると表示されます(要慶應ID)。
前提科目・推奨C1013 現代社会理論/MODERN SOCIAL THEORY
開講場所SFC
履修条件ログインすると表示されます(要慶應ID)。
履修者制限の有無
選抜エントリーが必要な科目は、SOL-Aでエントリーしてください。
※CNSアカウントを所持している、総合政策学部、環境情報学部、政策・メディア研究科、看護医療学部、及び、健康マネジメント研究科以外の学生はシステムでエントリーできません。
K-Supportニュースに掲載の案内を確認してください。
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選抜方法ログインすると表示されます(要慶應ID)。
履修者制限詳細ログインすると表示されます(要慶應ID)。
受け入れ予定人数ログインすると表示されます(要慶應ID)。
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科目概要研究会の履修を通じて「卒業プロジェクト」に向けて、教員と学生が共に考えながら、多様な課題に取り組んでいく。SFC では「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することを目指している。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われている。それらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成する。
K-Number FPE-CO-05003-211-08
科目設置学部・研究科FPE総合政策・環境情報学部
学科・専攻CO
科目主番号レベル0学部共通
大分類5研究プロジェクト科目
小分類00研究会
科目種別3選択科目
科目補足授業区分2講義
授業実施形態1対面授業(主として対面授業)
授業言語1日本語
学問分野08社会学およびその関連分野

講義概要

社会学の論文で、理論的な枠組みとしてよく言及されるピエール・ブルデューとアンソニー・ギデンズの大著を読む。あわせて、エスノメソドロジーの古典文献、およびフィールド調査の古典文献を読む。これらの読解を通じて、社会学における理論の基礎と調査の実践を習得し、学生自身の研究に応用できる基礎を養うことを目的とする。

授業科目の内容・目的・方法・到達目標

古典文献の読解を通じて、社会学における理論の基礎と調査の実践を習得し、学生自身の研究に応用できる基礎を養うことを目的とする。

研究会テーマ

社会学の方法論

研究会・来期の研究プロジェクトテーマ予定

未定であるが、例年では、社会学を中心に文献を読んでいる。

能動的学修形式説明

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準備学修(予習・復習等)

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授業の計画

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成績評価方法

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テキスト(教科書)

参考書

初回は全体の概要講義を行い、報告のやり方やレジュメの作成方法を教える。文献は小熊研究会指定図書にとりおいてもらうので、カウンターで尋ねれば閲覧できるように手配するが、できるなら購入したほうがベター。各回の報告者は、指定図書の全体を踏まえて、各回の指定箇所を中心に報告してほしい。

ホワイト『ストリート・コーナー・ソサエティ』有斐閣
 アメリカのエスノグラフィの古典。とくにアペンディックスは、フィールドワーカー必読。理論的な部分がなく、とても読みやすい本なので、社会学の古典の入門には最適。

ウィリス『ハマータウンの野郎ども』筑摩書房
 これもフィールドワークの古典だが、理論的分析に半分を費やしている。生々しいエスノグラフィと、理論的分析の緻密さの組合せが読める。

ガーフィンケルほか『日常性の解剖学』ちくま学芸文庫
 エスノメソドロジーの解説と古典論文の日本編集版。文庫本なので手軽に手に取れるうえ、読みやすくエスノメソドロジーの考え方がわかる。履修時のレポートでは指定箇所(「序論」と「日常活動の基礎」)を対象としてよい。

ギデンズ『社会の構成』勁草書房
 ギデンズの主著であり、構造化理論を精緻に展開した大著。読みやすい本とはいえないので、概説の1章と、調査研究への応用を述べた第6章を読む(履修時のレポートではできるだけ全体を要約すること)。社会システム論の理解があった方が読みやすいが、ウィリスやガーフィンケルへの言及も多数ある。

ブルデュー『ディスタンクシオン』藤原書店
 ブルデューの主著として名高い大著。ギデンズよりは読みやすいが、きちんと読むのは大変なので、今回は分割して読んでいく。質問紙調査、インタビュー、理論的分析の組合せが学べる。

担当教員から履修者へのコメント

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