慶應義塾大学 シラバス・時間割

分子動力学

サブタイトル粒子多体系のシミュレーションと微視的視点からの熱統計力学の理解
担当者名泰岡 顕治
単位2
年度・学期2023 秋(学期後半)
曜日時限金3,4
キャンパス矢上
授業実施形態対面授業(主として対面授業)
登録番号05371
設置学部・研究科理工学部
設置学科・専攻機械工学科
学年3
分野専門教育科目学科専門科目選択
科目概要本講義では,粒子多体系の常微分方程式の数値計算および確率論的な数値計算を扱う.また,微視的な運動から得られる量とマクロな物性量との関係を熱統計力学的な観点を踏まえて理解することを目的とする.
K-Number FST-ME-35543-211-19
科目設置学部・研究科FST理工学部
学科・専攻ME機械工学科
科目主番号レベル33年次配当レベル
大分類5学科専門科目
小分類54熱力学 - 学修レベル4
科目種別3選択科目
科目補足授業区分2講義
授業実施形態1対面授業(主として対面授業)
授業言語1日本語
学問分野19流体工学、熱工学およびその関連分野

授業科目の内容・目的・方法・到達目標

「コンピュータシミュレーションの基礎」で履修したことを発展させ、以下のことを行なう。
1.分子スケール(ナノスケール)の視点で現象を考えることができる。
2.コンピュータを用いて、粒子多体系の常微分方程式の数値計算および確率論的な数値計算を行うことができる。
3.微視的な運動から得られる量とマクロな物性量との関係を熱統計力学的な観点を踏まえて理解する。
機械工学における計算力学のシミュレ―ションには、大きくわけでメッシュを用いて行なうものと、メッシュを用いないものがある。本授業では、メッシュを用いないものの例として、粒子多体系のシミュレ―ションを学ぶ。

【学習・教育目標との関係】
この科目と機械工学科の学習・教育目標との関係については,機械工学科ホームページhttp://www.mech.keio.ac.jpの「教育,JABEE関連/学習教育目標」のページまたは履修案内を参照ください.

授業の計画

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成績評価方法

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参考書

D. Frenkel and B. Smit, Understanding Molecular Simulation From Algorithms to Applications, 2nd ed., Academic Press (2002).
M. P. Allen and D. J. Tildesley, Computer Simulation of Liquids, Oxford University Press, Oxford (1987).
上田顕、コンピュータシミュレーション、朝倉書店(1990)。
岡崎 進、吉井 範行、コンピュータ・シミュレーションの基礎(第2版): 分子のミクロな性質を解明するために、化学同人(2011).

担当教員から履修者へのコメント

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質問・相談

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